古賀茂明(こが・しげあき)
政策コンサルタント・政治経済評論家・古賀茂明政策ラボ代表
1955年、長崎県生まれ。東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。
産業組織課長として持株会社の解禁、産業再生機構執行役員、経済産業政策課長としてカネボー、ダイエーの再生など、一貫して経済改革を推進。2008年、国家公務員制度改革推進本部事務局審議官(内閣審議官)として急進的な改革を進め「改革派の騎手」となるも、財務省の圧力に屈した民主党政権を批判し、2010年秋には参院予算委員会で仙谷由人官房長官から「恫喝」を受ける。2011年4月には日本ではじめて東京電力の破綻処理策を提起して原子力ムラと対決。度重なる退職勧奨の末、同年9月に退官。
2012年よりメルマガを開始。利権と闘う経済改革、原発・自然エネルギー、特定秘密保護法、外交安全保障など幅広い分野について独自の視点で情報と提言を発信。
一貫して、いかなる組織にも所属せず、個人として活動を続けている。テレビ番組のコメンテーターとしても活躍したが、2015年3月、安倍内閣にすり寄るテレビ朝日の意向で報道ステーション金曜コメンテーターを降板させられる。同年3月に「改革はするが戦争はしない」プラットフォーム『フォーラム4』を立ち上げる。
2015年5月、外国特派員協会から「報道の自由の友」賞(Friend of the Free Press)」受賞。
2017年1月 ネットサロン シナプス「古賀茂明の時事・政策リテラシー向上ゼミ」開始
主な著書に
『日本を壊した霞が関の弱い人たち 新・官僚の責任』(集英社・2020年10月出版)
『日本中枢の崩壊』(講談社、38万部)
『官僚の責任』(PHP新書、42万部)
『信念をつらぬく』(幻冬舎新書)
『利権の復活』(PHP新書)
『原発の倫理学』(講談社)
『国家の暴走』(角川新書)
『日本中枢の狂謀』(講談社・2017年5月出版)は発売1カ月で5刷と好評
『国家の共謀』(角川新書・2017年11月出版)
『THE 独裁者』(東京新聞望月衣塑子氏との共著)(KKベストセラーズ)
『断罪 政権の強権政治と霞が関の堕落を撃つ 次世代への日本再興論』(ビジネス社)など。
Aera.dot(アエラと週刊朝日のネットサイト)「「政官財の罪と罰」、
週刊プレイボーイ「古賀茂明政経塾」、
週刊エコノミスト「闘論席」(4週に1回)
十勝毎日「耕土耕論」(2カ月に一回)連載中。